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児童学

児童学で学ぶこと

子どもの日々の成長はめざましく、また、子どもには大人とは異なる独自の瑞々しい世界観があります。そんな愛おしくも複雑な存在である子どもを対象に、子ども自身の心身の発達や、子どもを取り巻く現代社会の環境について、さまざまな観点から多角的に研究するのが「児童学」です。

児童は基本的には小学生を指す言葉ですが、学問としては、誕生から乳幼児期、そして小学生までを幅広く対象とします。「児童学」といっても研究の幅は広く、子どもの脳の発達と心理のメカニズムを考える分野、多様性が重視される現代においてどのような教育やケアが有効であるかを学ぶ分野、子どものデリケートな心理について学ぶ分野、子どもがかかりやすい病気や子どもの食育・栄養など健康について学ぶ分野、児童文学や子どもの遊びの変遷などについて学ぶ「児童文化」の分野などがあります。

「児童文化」の分野では、絵本や昔からの子どもの遊びだけでなく、現代のスマホやタブレットをはじめとするデジタルデバイスとの付き合い方やデジタル玩具が発達に与える影響、本の読み聞かせや音楽表現などについて、理論だけでなく、子どもを惹きつける実践的な実技も学びます。

社会面からのアプローチとしては、「児童福祉学」「児童相談研究」などの分野があり、理論を学ぶだけでなく、児童虐待の早期発見や、発達障害・グレーゾーンの子どもたちへの支援、学校における不登校の低年齢化、あるいはヤングケアラーの問題など、現代の社会構造が生み出す具体的な課題と社会との関わりについても深く扱います。

学部・学科選びのヒント

「児童学」は主に、児童学科子ども教育学科など、人文系や家政・生活系の分野にある児童関連の学部学科で学ぶことができます。

また、音楽系分野にある教育関連の学部学科や教育学部系の小学校や幼児教育の学部学科、「児童心理」については、人文系の心理学系の学科で学べる大学もあります。

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