史学・文化財学科
[ Department of History and Cultural Properties ]
学びのポイント
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Point01
多様で幅広い選択肢
歴史学分野では日本史と世界史、古代史から現代史、そして民俗学と、地域と時代を幅広く学べます。また、文化財学分野では、考古学・文化財科学を多様な選択肢で学べます。
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Point02
複数の専門学的学問が習得できる
副コース制の導入により、世界史、日本史・アーカイブズ、考古学・文化財科学のすべての領域にわたり、複数のコースの専門的学問を修得することができます。
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Point03
幅広い将来像
中学(社会)、高等学校(地理歴史・公民)の教員、博物館・歴史資料館で働く学芸員、図書館で働く司書・司書教諭、更には文書館専門職(アーキビスト)への道を志すことができます。
4年間の学びの流れ

※習得年次は一例です。科目内容により変更になる場合があります。
史学・文化財学科のコース
日本史・アーカイブコース
新しくなった充実の日本史・アーカイブズコース
日本史・アーカイブズコース」と「環境歴史学・文化遺産学コース」を統合しました。
読んで、歩いて学べ
記録と文書の扉をひらく探求へ
自然と人間のかかわりをさぐる日本史へ
現代と過去の暮らしをつなぐ民俗の世界へ
コースの特色
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アーキビスト養成課程
日本では一般にあまり知られていない 公文書館(アーカイブズ)。博物館や 図書館とは違い、歴史的な史料(手書きの紙媒体、最近の電磁的記録、オーラルヒストリー(関係者から直接話を 聞き取り、記録として残すこと)など) を保管・管理・公開していく専門の施設です。本学では全国に先駆けてアーキビストの養成課程を設置し、現場主義の活動も多く取り入れながら学習していきます。主な現場実習としては、夏の中津 演習(合宿して本学や他大学の大学院生アシスタントに学びながら、昼は文 書の解読作業、夜は小講義、中間報告会など)、秋の大分県公文書館での実習(文書の整理やレファレンス業務体験など)が挙げられます。
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自然と歴史そして民俗学の実習
別府大学では、20年以上にわたり国東半島の田染荘に入り、学生たちとともに景観保存に関わってきました。田染は国の文化的景観に選定され(2010年)、国東半島・宇佐地域は「世界農業遺産」に認定さています(2013年)。この実習では、日本の文化的景観の成立にも貢献した国東半 島や大分県内の荘園と故地で行われてきた荘園村落遺跡調査や環境歴史学的調査の手法をベースに自然と人間の関係史の調査法を学びます。古の時を超えて、今に生きる景観や芸能、行事、風習を現地に訪ね、地域の方との交流や体験を通して、昔の人々の想いや考えを読み解きます。それらの遺産や文化を保存し、後世へと伝えることのできる専門的な知識を持った人材を育成します。文化遺産の宝庫といえる大分県ならではの実地教育です。
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日本史の舞台を訪ねる
2年に一度、国内研修(希望者制)が行われています。直近の研修先としては、長野県、石川県などが挙げられます。国内研修と海外研修を交互に実施しているので、希望すれば両方の研修に参加することも可能です。
※海外研修については"世界史コース"で紹介しています。
履修モデル
科目区分 | 科目 | |
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教養科目 | 基礎ゼミ | ◎導入演習(史学・文化財) ◎基礎演習(史学・文化財) |
学際科目 | ◎大学史と別府大学 ◎キャリア教育Ⅰ ◎インターンシップ基礎 ◎市民生活とアーカイブズ | |
人間と文化の探求 | ◎文学 ◎哲学 ◎日本文化史 ◎心理学Ⅰ ◎体育実技Ⅰ ◎体育実技Ⅱ | |
現代社会の 多面的理解 |
◎法学(日本国憲法) ◎国際文化論1 ◎社会生活概論 | |
科学と情報 | ◎生物学 ◎情報リテラシーⅠ ◎情報リテラシーⅡ | |
国際理解の ための言語 |
◎英語1 ◎英語2 ◎TOEIC1 ◎TOEIC2 ◎中国語コミュニケーション1 ◎中国語コミュニケーション2 | |
専門科目 | 共通専門科目 | ◎日本史概論1 ◎日本史概論2 ◎世界史概論1(西洋史) ◎世界史概論2(東洋史) ◎考古学概論 ◎環境歴史学概論 |
世界史コース
グローバルな時の流れを歩む
日本の歴史に大きな影響を与えているヨーロッパやアジアの歴史・文化について、ローマ史を中心とする西洋史、中国史を中心とする東洋史および古代中南米史・古代文明史を中心とする文明史の領域で学びます。文献史料を用いた教室での学習に加え、世界各地へ研修旅行に出かけ、現地の歴史を実地に体験します。
コースの特色
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歴史の舞台を訪ねる海外研修
2年に一度、約1週間の海外研修を実施しています。希望者のみ参加となりますが、大学の中だけでは学べないことを学ぶチャンスです。ぜひ積極的に参加してください
近年の研修先
2011年度 スペイン 2013年度 メキシコ 2015年度 イタリア 2017年度 中国 2019年度 北イタリア・南フランス
履修モデル
科目区分 | 科目 | |
---|---|---|
教養科目 | 基礎ゼミ | ◎導入演習 ◎基礎演習 |
学際科目 | ◎大学史と別府大学 ◎キャリア教育Ⅰ ◎インターンシップ基礎 ◎市民生活とアーカイブズ | |
人間と文化の探求 | ◎文学 ◎世界文化史 ◎心理学Ⅰ ◎体育実技Ⅰ ◎体育実技Ⅱ ◎スポーツと健康 | |
現代社会の 多面的理解 |
◎法学(日本国憲法) ◎国際文化論1 ◎社会生活概論 | |
科学と情報 | ◎情報リテラシーⅠ ◎数理データサイエンス入門 | |
国際理解の ための言語 |
◎英語1 ◎英語2 ◎フランス語基礎1 ◎フランス語基礎2 | |
専門科目 | 共通専門科目 | ◎文化人類学 ◎世界遺産学概論 ◎環境歴史学概論 |
学科専門科目 | ◎日本史の基礎1 ◎日本史の基礎2 ◎世界史の基礎1(西洋史) ◎世界史の基礎2(東洋史) |
考古学・文化財科学コース
"遺跡と遺物"考古学と文化財科学は実物で勝負
歴史は、文字からのみ明らかにされる訳ではありません。大地に穿かれた遺構や土器は、昔の人たちが懸命に生きた証し。本コースでは、残されたものから発せられる小さな"声"に耳を傾け、文字ほど雄弁ではない、文化財の声を聞き分けるトレーニングを行います。50年の歴史を持つ、本学史学科の長い伝統の中で蓄積された情報と資料は膨大なもので、本コースの財産として教育の中で活用されています。
コースの特色
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野外実習で実学を身につける
遺跡の発掘実習や文化財をめぐる野外調査・研究合宿などを実施しています。県内はもちろん九州各地の発掘調査に参加し、実学を身に付けます。
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"科学の目"で歴史を読む
エックス線回析装置や走査型電子顕微鏡など、科学的な手法を用いてより深く文化財の調査・研究を行っています。保存修復と科学的な調査を総合的に学べるのは、九州では本学のみです。
履修モデル
科目区分 | 科目 | |
---|---|---|
教養科目 | 基礎ゼミ | ◎導入演習(史学・文化財) ◎基礎演習(史学・文化財) |
学際科目 | ◎大学史と別府大学 ◎キャリア教育Ⅰ ◎インターンシップ基礎 ◎市民生活とアーカイブズ | |
コア1 | ◎文学 ◎日本文化史 ◎心理学Ⅰ ◎体育実技Ⅰ ◎体育実技Ⅱ | |
コア2 | ◎法学(日本国憲法) ◎国際文化論1 ◎社会生活概論 | |
コア3 | ◎生物学 | |
コア4 | ◎情報リテラシーⅠ ◎情報リテラシーⅡ | |
コア5 | ◎英語1 ◎英語2 ◎中国語コミュニケーション1 ◎中国語コミュニケーション2 | |
専門科目 | 共通専門科目 | ◎考古学概論 ◎文化財科学概論 ◎世界遺産学概論 ◎日本史概論1 ◎日本史概論2 ◎民俗学概論 ◎環境歴史学概論 ◎文化人類学 |
取得可能な資格・免許状
- 高等学校教諭一種免許状(地理歴史・公民)
- 中学校教諭一種免許状(社会)
- 文書館専門職員(アーキビスト)
- 司書
- 司書教諭
- 学芸員